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激動

 1月31日(火)

 (長文で暗い話です 読まなくていいですよ)

 1月中、書くヒマも気力も無い多忙すぎる日々でした。
 申し訳なかったです。
 
 あまりこういうところに
 葬式がらみの話を書くのはどうかと思いましたが
 自分への記録のつもりで。
 
 便りが無いのは元気な証拠とも言いますが
 年に一度メールで挨拶する程度になっていた田舎の姉貴から
 突然電話かかってきたのが14日の早朝。
 
 会社行く時間だし 
 居留守にして放置しようかと思ったけど
 何か、出なきゃいけない気がして出ると姉貴が
 
 『秋から入院中のお父さんが一時危篤で状態悪いの、
 1ヶ月持たないかも。その時が来たらお葬式
 来るでしょ? 仲悪かったけど実の父よ?来る?』
 
 俺は
 「仕事多忙すぎるし、とにかくちょっとだけ考えさせて」

 と返事して仕事向かいながら考えた。
 
 親父… お母んへの暴力のことや、
 俺が地元で就職しなかったことなどで折り合い悪く、
 俺が17のときに2人が離婚して以降は数えるほどしか会っていない
 最後にまともに話したのが20年前。
 
 地元で結婚した姉貴は時折、親父と交流あったみたいで
 特に入院後は、ある程度世話してくれていたようだ。
 
 葬式行かない で通すこともできたけれど…

 う~む   
 
 でも、この肉体をもらったおかげで
 みんなと呑兵衛にも行けるし 
 かわいいMクンと出会ったりもできるのだ。
 小さな頃はドライブ連れて行ってくれた記憶もある。
 
 そうだやっぱり最後に会いに行かなきゃ
 
 昼休みに姉貴にメールした
 
 >その時が来たら休みをとってきちんと出席します、
 >もし病状が安定してるなら、
 >ちょっと日帰りでお見舞い行きますし 状況連絡下さい。
 
 そこからは 日に何通も姉貴とやりとり、
 次の日曜あたりにお見舞い行こうか
 などと言ってた矢先 5日後の木曜朝に訃報。
 
 そこからが大変 スーツの直し取りに行かなきゃ
 クランプを3~4日間誰かに頼まなきゃ
 会社も挨拶行って、仕事区切りつけて休まなきゃ…
 
 会社の老害社長は嘘のように優しかった
 『こういう時はしっかり休んで行ってきなさい、まぁ順番だからな』

 と結構な額のお香典も持たせてくれた。
 (順番だからな、がイミシンでちょっと笑いそうになった)
 
 そして特急に飛び乗って地元へ駆けつけ、
 姉貴が案内してくれたのは葬祭会館の控え室。
 
 玄関が狭いため自宅は使わないことにしたらしい。
 
 親父のご遺体はまだ納棺前で白いお布団に包まれていて、
 俺と同じくらいの体格だったはずなのにとても小さく見えた。
 
 納棺とお通夜が明日で、
 今夜はここで枕元のろうそくとお線香の番、
 
 いや 覚悟はしてたけど この葬祭会館の控え室ってのが
 50畳ほどもある大広間で、建物の周囲は田んぼ。
 
 この大広間の片隅にポツーンとお布団敷いて安置。
 
 で22時頃に 葬儀社の担当の人が
 「社員も帰りますので、戸締りよろしくお願いします」
  
 と帰っていった。え? みんな帰るの?
 
 …この淋しい田んぼの真ん中の建物で、
 久々に親父と2人、水入らずです。 しかしねぇ…
 
 眠れないもんで 深夜にみんなにメール送ったりしてた
 そしてあまりにもシュールなんで、写メ撮ろうかとも思ったけれど、
 さすがにそれは思いとどまった。
 
 で 翌朝 納棺。
 
 姉貴が母を連れて来てくれた。
 
 離婚して30年だけど結婚生活も30年あったし
 ここ数年は、俺が知らない間に再び会うこともあったらしい。
 
 でも3年ぶりに会ったお母ん すっかり様子が変わっていた
 
 いわゆる老人性のあれ。まだらボケ。
 
 俺のことわかってるのかなぁ
 
 「誰のお葬式? 葬儀屋さんのお支払いは?」
 
 信じたくないけど 現実。かなり記憶がおかしいみたい。
 
 ただ幸いなことに、トイレや着替え食事等はきちんとできるので
 介護は不要だけど、会話をすると全然成り立たない。
 ある意味親父の件よりショックだった。
 これからはもう少し会いに来よう。
 
 やがて納棺師“おくりびと”さんがやって来て
 親戚も集まってきて納棺式。
 
 俺は30年ぶりに会う親戚一同にひたすら
 「長い間不義理してまして申し訳ありません」
 と頭下げっぱなし。
 
 その間、お母んは ぼーっと遠く見て独り言。 ここまでとは。
 
 やがて納棺師さんが 白い布をめくって
 
 『最後にお顔を拭きますか?』 
 
 と声をかけてくれて ガーゼを手渡してくれた。
 
 その時 母がスタスタとかけ寄って来て、
 
 「お父さん ありがとうねー さようなら」 
 
 この一瞬だけ まともに戻った。
 
 どんなにありがたいお経よりも
 母のこの一言に親父は喜んだことだろう
 来て良かった。
 
 
 その後お通夜とお葬式
 形式上、喪主にさせられてるので、
 もうとにかく葬儀屋さんの指示通りに動くだけ。
 とにかく疲れたけど これも経験。
 この先四十九日もあるし 地元へ帰る用事が多いけれど
 クランプは臨時休業しないよう、誰かに頼むなどしてがんばります。
プロフィール

くらんぷますたあ

Author:くらんぷますたあ
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↓メールは

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縛りの得意なS兄貴で~す

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